原材料名と添加物の表示から何がわかるか
食品の原材料名欄には、その商品に使われているすべての材料が記載されています。
記載の順番にはルールがあります。
使用量が多いものから順番に記載されています。
つまり、最初に書かれている材料が最も多く使われています。
例えば、原材料名の先頭に「砂糖」と書かれていれば、砂糖がその商品の主成分に近いということです。
ジュースや菓子類を選ぶときに確認すると、砂糖の量を意識した選択ができます。
添加物は、原材料名の中でスラッシュ(/)以降に記載されているのが一般的です。
添加物には用途名と物質名の両方が記載されます。
例えば「着色料(カラメル)」のように表示されます。
用途名を見れば何のために使われているかが分かります。
保存料・甘味料・着色料・酸化防止剤などが代表的な用途名です。
添加物の存在を知ることで、自分の基準で商品を選べるようになります。
添加物がすべて有害というわけではありません。
国が定めた基準の範囲内で使用されています。
ただし、特定の添加物を避けたい人や、できるだけシンプルな原材料の商品を選びたい人には、表示を確認する習慣が役立ちます。
同じカテゴリーの商品を比較するときは、原材料の数に注目してみてください。
原材料の数が少ない商品は、よりシンプルな作り方をしている可能性があります。
加工食品を選ぶ際の参考になります。
アレルギー表示も原材料名欄で確認できます。
特定原材料7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)は表示が義務付けられています。
アレルギーのある人はもちろん、家族に食物アレルギーのある人も必ず確認する習慣をつけてください。
賞味期限と消費期限の違いを正しく理解する
食品のパッケージには「賞味期限」または「消費期限」のどちらかが記載されています。
この2つは意味が異なります。
混同すると食品を早く捨てすぎたり、逆に食べてはいけないものを食べてしまったりするリスクがあります。
賞味期限は「おいしく食べられる期限」です。
この日付を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
製造から品質が変わりにくいスナック菓子・缶詰・インスタント食品・飲料などに使われます。
賞味期限を過ぎた食品は、見た目・においを確認した上で判断することが大切です。
問題がなければ食べられる場合があります。
消費期限は「安全に食べられる期限」です。
この日付を過ぎたものは食べないでください。
消費期限は品質が短期間で変わりやすいお弁当・サンドイッチ・生菓子・精肉・鮮魚などに記載されています。
消費期限が近い商品を買ったら、その日のうちか翌日までに使い切ることが原則です。
購入後すぐに食べない場合は冷凍することを検討してください。
賞味期限・消費期限はいずれも「未開封の状態で適切に保存した場合」の期限です。
開封後は期限に関係なく早めに食べることが必要です。
開封後の保存方法については、パッケージの注意書きを確認してください。
食品ロスを減らすためには、期限の違いを理解した上で冷蔵庫の中を定期的に見直す習慣が効果的です。
賞味期限が近いものを手前に置き、先に使う仕組みを作ることで、捨てる量を大幅に減らせます。